揺籃

生きてることをつなぐため

2018年

livetube.ccが閉鎖(サイト自体は今でも残ってるが、)して、geocitiesも来年終わるそうだし、某所が消えてしまうのも見た。

geocitiesは十代後半に、曖昧な情報ふくめて、読んでいた本、SNS、もぞくりやゆめにっきみたいなものも一緒にそのときの自分を形作っていて、

instapaperに丸投げになってる"貪りたかった情報"、未来が長すぎることと何も知らなさすぎることで価値のある情報でもあって、

そうしたものもやはりいずれ消えてしまうのだと、だから本当に自分の血や肉として得るしかないのだと思う

ダークウェブは居場所のない人間がことばを持つことのできる場所で、

インターネットが、変遷しても、やはりどこかに地下的な場所はあるし、ダークウェブも、ダークウェブ内でもそうやってどんどん場所を移してる

消滅したものは、サイバーパンクのがれきに埋もれて消えたことにしたい。

 

色々あって墓参りに行かなくなって、墓参りは家族と出かける理由のひとつだったから、そこへもう行かないのは寂しくもあった

祖母に会うたびに"私のことはもう覚えていないのではないか"と思っていたが、祖母に何度か会って、私のことを覚えてくれていて嬉しかった。

飼い猫を撫でて、ごろごろとこたえてくれるのも嬉しいこと。ありがとうと思う。

姉は友人のようでもあったから数年前に姉が結婚したのは友人がいなくなるようで悲しく思ったが、いま、姉が近くにいて、その姉の姿を見ていると姉の夫のことを嫌だとも思わなくなった。

運転免許証の証明写真の写りがひどかったり、夏場にポケモンGOにはまっていたりして、外見に少し気を使うようになった。

数年越しで『重力と恩寵』を読み終えた。ヴェイユドストエフスキーが最愛。